こんにちは。
最近うちのわんこの右目の下が腫れていて、なんか怪我をしたのか、もしくは病気なのか?
という心配があったので、行きつけの動物病院に行って診てもらいました。
この写真だと分かりにくいかもしれませんが、この目の下が腫れ上がっています。
犬の歯根膿瘍とは?
犬ではしばしば見られる病気ですが、飼い主の目には急にほっぺが腫れたようにみえ虫歯なのか怪我や腫瘍などの病気なのか、原因が何なのか分からず不安になってしまうこともあります。
歯根膿瘍になってしまうと、2次感染を引き起こすこともあるので今回は詳しく見てみましょう。
犬の歯根膿瘍の原因とは?
わんこのほっぺたが急に腫れたように見える歯根膿瘍は、歯根部と言われる歯が埋まっている歯茎の部分に炎症が生じ、膿がたまってしまった状態のことを言います。
急にほっぺが腫れたように見えるので、飼い主が気付かないこともよくあります。
私の場合は、車に乗せた時に、私の肘がわんこの顔にぶつかり、その時に腫れたようになっていたので、そんなに強く当たったのか?と心配になって獣医に見せたことで発覚しました。
歯根膿瘍の原因は基本的に歯や歯茎が傷ついてしまい、そこから菌が侵入することによって歯茎が腫れていくことです。
固いものが強く歯の表面に当たったり、固いものを噛んだりすることで歯にヒビが入り、そこから細菌が侵入してしまいます。
また激しく布やロープを引っ張りっこしていても歯に極度な刺激を加えることになるので、菌の侵入が起こってしまう原因にもなります。
その他の原因として、虫歯や歯周病、電気コードをかじることで起こる火傷や歯牙骨折など、そう言った原因でも歯や歯茎から細菌が侵入してしまうことがあります。
長時間のお留守番などで愛犬がストレスを感じ、ケージを噛んでしまうことも歯根膿瘍の原因となるようです。
また、歯石の過剰な沈着から歯周病を発症し、これが歯根膿瘍に伸展するケースが多く報告されています。
犬の歯根膿瘍の症状とは?
歯の根元周辺に炎症が発生してしまうことで引き起る歯根膿瘍は、口の中で症状が進んでいるためなかなか飼い主が気付きにくい病気です。
しかし、歯根膿瘍の痛みは犬にとって非常に激しく痛いようで、皆さんの愛犬にとっては切実な問題です。
症状としては、他の病気などと同じく、初期・中期、そして重症化した時で症状が変化していきます。
1 初期の症状
初期の段階では、見た目では一切判断がつきません。
食欲が落ちる場合もありますが、そこまで食欲不振になることもなく日常生活は難なく過ごせます。
※うちのわんこも全然食欲の変化はありませんし、外観上の変化もなかったです。
口を開けた時に歯が傷ついていたり、歯石が歯についていたりすることがある程度です。
2 中期の症状
症状が進行してくると、ほっぺが少し腫れてくるようになり、食欲不振になる子もいます。
ほほに膿がたまることで口の中から腐ったような臭いがするようになり、元気がなくなる子もいます。
3 重度の症状
状態が悪化してくると隣接する歯茎にまで炎症や膿が広がり、歯槽膿漏や骨髄炎にまで広がります。
また歯槽骨に穴が開き、骨を覆っている皮膚にまで膿がたまり皮下膿瘍に発展することもあります。
場合によっては外側のほっぺに膿を排出するための穴が開き、膿が出てくることもあります。
この写真だと分かりやすいですね。
右目の下が左目の下と比べると結構腫れ上がっているかと思います。
犬の歯根膿瘍に対する処置とは?
歯根膿瘍を発症したときの治療法は、症状や患部の状態に合わせた対症療法になります。
一度発症してしまうと原因となる根本的な問題を取り除かない限り再発することもあり、基本的には外科的手術などを行いながら再発防止を行います。
なので歯根膿瘍が発覚した時には、まず以下の対策を取る事が多いようです。
1 抗生物質の投与
菌の感染を防ぐため、抗生剤の投薬が行われます。炎症が収まりますが、抗生剤では一時的な対症療法にしかなりません。併用して膿の除去などを行います。
菌の感染を防ぐため、抗生剤の投薬が行われます。炎症が収まりますが、抗生剤では一時的な対症療法にしかなりません。併用して膿の除去などを行います。
2 その後落ち着いた所で歯石の除去
一時的に歯茎などが傷ついて歯根膿瘍を発症している場合は抜歯を行わないこともあります。歯石が多量に沈着し、歯周炎になっている場合は、歯石を超音波で破砕して取り除きます。
一時的に歯茎などが傷ついて歯根膿瘍を発症している場合は抜歯を行わないこともあります。歯石が多量に沈着し、歯周炎になっている場合は、歯石を超音波で破砕して取り除きます。
3 治癒しない場合、最終手段として歯根膿瘍の歯を抜く。
歯根部にたまっている膿を除去し、抜歯を行います。虫歯が原因となっている場合や歯にヒビなどが入っている場合は抜歯を行わない限り再発する危険があります。
歯根部にたまっている膿を除去し、抜歯を行います。虫歯が原因となっている場合や歯にヒビなどが入っている場合は抜歯を行わない限り再発する危険があります。
といったところが対応策となるようです。
その他の方法として、改善療法があります。
虫歯や歯にヒビなどが入っておらず、膿が除去できた場合は、抜歯を行わず毎日の歯磨きで治療を行うことができます。
口の中を清潔に保ち、菌の繁殖を抑えることで再発を防止できます。
虫歯や歯にヒビなどが入っておらず、膿が除去できた場合は、抜歯を行わず毎日の歯磨きで治療を行うことができます。
口の中を清潔に保ち、菌の繁殖を抑えることで再発を防止できます。
ただし、投薬で行きたいのにいけない場合もあります。
うちのワンコは、胃腸が弱く、数日間の投薬で今日とうとう胃腸がダメになったらしく、仕事から帰ってきてみたら、嘔吐3か所・下痢便6か所(しかも血便のような赤い下痢便でした)の惨憺たる有り様(うち1か所だけはちゃんとトイレの中。うちのワンコは滅多なことでは家の中でトイレをしないのです)で、夫婦で帰宅後お掃除&動物病院に行って診察となってしまいました。
かなりつらい思いをさせてしまったので、しばらくは注意深く見守ってあげないといけません。
犬の歯根膿瘍に対するまとめ
なかなか飼い主が気付きにくい病気である歯根膿瘍ですが、食事の変化や環境の変化によって年々発生率も高くなっている病気です。
知らないでいると急にどうしたんだとビックリしてしまいますが、歯根膿瘍について知っているだけで愛犬が発症した際に早い段階で気づくことも可能です。
抜歯をしてしまうと完治はできても愛犬に不自由な生活を強いることもあります。歯を傷つけないためにも日ごろからオーラルケアを行い、愛犬の様子をしっかり観察するようにしましょう。
私ももっと自分の末っ子として可愛がっているので、もっとこれからは変化が分かるように気を付けたいと反省です。
ワンコを飼われているこちらに来られている皆様は大丈夫かと思いますが、私のようにワンコを初めて飼うと、わからないことが多いのでお互いに気を付けたいですね。
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今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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主に趣味のゴルフをメインに、ダイエットとグルメという相反する記事、そしてもう1つの趣味のマラソンなどを中心に書いて行きます。
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