ゴルファー日本一決定戦“日本オープンゴルフ”でプリファードライ採用の是非

こんにちは。


2日も経ってしまいましたが、先週末に男子ゴルフ日本一決定戦である、

「日本オープンゴルフ選手権」

が横浜市の“横浜カントリークラブ”で開催されましたね。

20181016.jpg
稲森選手優勝おめでとうございます。

結果的に稲森佑貴選手が14アンダーで優勝となりましたが、ナショナルオープンとは思えないハイスコアでした。


ではなぜこんなハイスコア勝負になってしまったのかを考えてみました。

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日本一を決めるトーナメントでプリファードライ採用のルールはどうなのか?



この話をする前に、優勝した稲森佑貴選手を貶めたりするつもりは一切ない事だけは先に言っておきます。

最終日は雨も上がっていて、プリファードライを採用と言うのがとても気にかかっていました。

プリファードライなんか採用せずとも、本当に雨でライの悪いところは

カジュアルウォーター

の処置を取ったりすれば良いのでは?

と思っていたからです。


何故にあれだけコースでの排水が良かった横浜カントリークラブでプリファードライを採用したのか、今でも謎です。

※プリファードライとは、別名「ウィンタールール」ともいい、冬の霜柱や大雨の後とかで下がグチャグチャになってしまってプレーの運・不運があまりにも影響すると思われるときに採用する、ボールを拾い上げて拭くことができ、その地面の悪い所を避けられるニアレストポイントにプレースするというルールです。

全然泥も付いていないのにボールを拾い上げ、あまつさえ良いライ(野芝の上に沈まないようにそっと置いたり)になる様腐心しながらボールを置くのを見ていると、

「ゴルフルールができた時の13ヶ条」

を蔑ろにしていないか?と言う事が思えてきました。


多分、故夏坂健氏が健在でいらしたら、なんて言ったかな?と思ったりして。


これだけのハイスコア勝負になったのも、プリファードライルール採用の影響だろうなと思います。

稲森佑貴選手が素晴らしいスコアで優勝したのも、

“ティショットでのフェアウェイキープ率が高い”と言う事が一因としてあげられると思います。


ラフに入るとプリファードライを使えませんから、雨に濡れた重いラフからのショットを強いられるので、フェアウェイキープ率が低い飛ばし屋の選手なんかは苦労したのではないでしょうか?

でも正直なところ、「何処が良いかな?」みたいにしてキョロキョロと良いライを探すのを画面で見ていると、少し残念な気持ちになります。


もちろん、彼ら選手は生活がかかっています。

1つでも上の順位に行けばそれだけ入ってくるお金が増える訳で、参加選手の中で自分だけ“あるがまま”を通すことも難しいでしょうしね。

そう考えると、これだけはこのルールを採用されたJGAが考えるべき事で、どうしてあんなに水はけの良いコースでプリファードライを採用したのかを聞いてみたいですね。

とは言え、稲森選手はプリファードライが採用されていない最終日以外のラウンドでもトップで終えているわけです。

そう考えると、プリファードライだけが勝因と言われたら失礼すぎますからね。

私は全体的に、「プリファードライにするなら良く考えて採用してほしい。特に日本一を決めるナショナルオープンだから。」ということが言いたいだけですよ。

どんなに大変でも、“あるがままでプレー”してもらってどんな状況も上手い・強いと言うのを見せて頂けたら。と思った日本オープン最終日でした。

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この記事へのコメント

  • まさに

    同意見でございます
    2018年11月09日 16:30
  • los

    はじめまして、ご同意いただき光栄です。
    2018年11月15日 08:44

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