日本テレビ系列ドラマ『偽装不倫』最終話のあらすじと感想(ネタバレ含む)

こんにちは。


こちらで書いたように、息子に旅行をプレゼントされたので、伊豆旅行に行ってきまして今しがた帰ってきました。
なかなか楽しい旅でした。
ワンコの世話も息子夫婦がしてくれていたので、久しぶりに夫婦だけで心置きなく楽しめましたね。

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さて、原作は何故か韓国とのコラボで始まった日本テレビ系列のドラマ『擬装不倫』

作者は「東京タラレバ娘」などで人気の東村アキコさんの作品で、私は「擬装不倫」自体は原作を読んでいるため、毎週楽しみに観ていました。


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ドラマとしては運良く(?)コラボした韓国との関係を日本国内に置き換えて作った(ひょっとしたら制作費の都合かもしれませんが)のも良いタイミングでしたね。

と言う事で、『擬装不倫』の最終話の感想を書いて行きたいと思います。

『擬装不倫』はHuluで全話配信されます!



『擬装不倫』最終話の視聴率は?



ドラマ『擬装不倫』最終話の視聴率は12.4%と、今までの10%をボーダーとするラインを軽く超えてシリーズ最高の数字を出したようです。
まあそれもそのはず、終わり方としてはかなり良いストリーになっていたので、最終回の終わり方だけでいえば同じ日テレ系のドラマ「あなたの番です」よりも全然面白かったです(「あなたの番です」は最終回前までホント面白かったのに、最終回であれはないですよ)。
この最終回では、鍾子の結末はともかく、姉の葉子の結末は、
「をいをい、それでもいいのかな?」
と言った感じでしたが、まあ本気で好きになったのが風太と言う事で結末を見たのなら致し方のないところなのでしょうか?

でもまあ葉子の方は、基本的には一般常識的に照らし合わせると、「不倫」なわけですし、更に“離婚”という形になっているのが日本人的な考えに上手くマッチしないために人気がここまで今ひとつになったのかな?とも思えます。
ドラマ的には、前述したように『結構読めてはくるけど良い感じでまとめてくれた』という所があって私的には好きな感じで終わってくれました。

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ドラマ『擬装不倫』最終話のあらすじ(ネタバレ)




以下、ドラマ以下、ドラマ『擬装不倫』最終話ラストまでのネタバレあらすじと感想をまとめています。ネタバレしますので、ドラマ『擬装不倫』最終話をまだ見ていないから知りたくない!という方はご注意ください。


脳腫瘍の手術を受けて日本に戻ってきた丈(宮沢氷魚)が、後遺症で自分を忘れてしまったことに傷つく鐘子(杏)。だが、今度こそ嘘のない関係を築き直すチャンスだと前向きに考える。藤堂(桐山漣)から再び告白されるが、鐘子の意思は固く……。

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丈に会うために灯里(MEGUMI)の店を訪れた鐘子は、“人妻”だと嘘をついたまま丈に恋してしまったこれまでのこと、そして“本当の自分”がどんな人間なのかを丈に一生懸命話す。

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一方、賢治(谷原章介)に離婚を切り出し、家庭内別居のようになっていた葉子(仲間由紀恵)の元に、賢治から「八神風太と決着をつける」とメールが来る。なんと賢治は、プロボクサーである風太(瀬戸利樹)に“勝負”を挑もうとしていた。葉子は、自分が賢治を追いつめてしまったのではないかと胸を痛め、二人を止めようとするが……。

そしてある日、記憶障害を抱える丈が、突然、一之瀬(眞島秀和)の前に姿を現す……!

※ここまでのあらすじは公式HPよりの引用です


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鐘子は毎日足しげく丈の元を訪れ、自分の事や今まで二人の間で起きたことで丈がプレゼントしてくれた指輪を見せたり思い出の話を語り掛けるが、丈は覚えていない、の一点張り。
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いよいよ賢治と風太の“決戦”の日。プロボクサーである風太が一般の人をケガさせれば大問題になりかねないと葉子は戦いを止めるよう訴えるが風太は、「これは男と男の勝負だから」と言って聞かない。



そんな中、葉子は鍾子の部屋へ泊り続けていたが、鍾子に賢治とのなれそめを話していた。

「私たち出会った時からお互いの条件しか見ていなかった。外面ばっかり気にして肝心の中身は空っぽだった」

「私たちに唯一足りなかったのはお互いを好きだと言う気持ち、愛だったのよ」

と結婚への後悔を口にするのだった。

それを聞きながら鍾子は自分と丈の気持ちはどうだったのかと言う事を今一度思い返すのだった。


そんな時、丈にはカメラマンとしての大きなチャンスが来たことが連絡されてきた。

しかし、丈はそれを断ってしまったのだった。


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そして、賢治と風太の勝負の日が来た。

最初は賢治のパンチをかわすだけで殴らなかった風太だが、一生懸命フラフラになりながらも風太に向かっていく賢治を見て本気で相対さないといけないと思い、最後に賢治のボディに一発を打ち込む。

その一発に耐えかねてもんどりうつ賢治。

「旦那さん、本気だったんだ」と風太は葉子に話す。

「僕も男として本気で向き合わなければいけない」と本気のパンチを打ったと言う。

実は戦いの直前、風太は賢治に断ろうとしたのだが、本気の眼差しの賢治をみて、自分も本気で受けてたたなければならないと誓ったのだ。

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「どうしてこんなことしたの?」賢治のもとにかけより尋ねる葉子、賢治はこんなことでもしなければ気持ちに踏ん切りがつかないだろ、と言って葉子に微笑みかけるのだった。

その言葉を聞いて、葉子は不倫をして賢治を傷つけたことを謝るのだった。

二世帯住宅の家に帰り、葉子の両親に不倫が原因で離婚することを告げる。

取り乱し葉子を泣きながら責める母、賢治に娘のしでかした不実に対し申し訳ないと頭を下げる父。

そんな葉子の両親に対し、賢治は「この件で葉子のことを責められるのは僕だけです。もうすべて終わったことなんです。僕たちちゃんと幸せになりますから」と言ってなだめるのだった。

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「お世話になりました」と、賢治はその日のうちに家を出て行った。

葉子は葉子で家を出て、風太の元へ行く決意を固めていた。
鐘子はそんな葉子を見ていて、「いつも自分の背中を押してくれたのはお姉ちゃんだ」と感謝の言葉を述べ、葉子を見ていて何が幸せなのかを決めるのは自分なのだと知ったのだった。

明けて実家を出た葉子は風太の元へ行き、「ほんとにいいの?飛び降りちゃうよ」と言う葉子に対し、「良いよ!」と笑顔でいう風太。

2人ともが本当の幸せを掴んだと思い笑顔で抱きしめ合った。

一方、一之瀬先生の元を訪れた丈はあることをお願いする。

自分の目を検査して欲しいと頼んだのだ。丈は手術の後遺症で右目の視力が低下し、カメラマンをやっていくことができないと考えた。


同じ頃、まさ子が妹の結婚式をやったバリ島から帰ってきて、丈と空港で会って会話した内容を鐘子に伝える。

丈は帰国直後にバリ島に行く直前の鐘子の親友のまさ子に偶然再会する。

丈は「あの、鍾子さんはどうしていますか?」と尋ねると、まさ子は「いまさら何言ってるの?あんたが急にいなくなって鐘子がどれだけ傷ついたと思ってるの!もう2度と鍾子に近づかないで!」と言われ、更に藤堂という男と新しい恋が始まったことを聞かされていた。
そこで、自分で鐘子のことを幸せにする自信のない丈は、藤堂との幸せを願って鐘子の記憶が無いフリをしていたのだ。
「本当は鍾子が独身だと聞かされて嬉しかった」という丈だが、手術の事で死んでしまうかもしれないと酷いことを言って別れた事を気に病んでいた。

一言謝ろうと思っていた丈だが、偶然鍾子が藤堂と一緒の所を見た後、鍾子さんが幸せになるならと身を引く決断をしたからこその「記憶が無い」発言だったのだった。

まさ子の話を聞いて記憶喪失になっていないと知った鐘子は「今どうしたいのを決めるのは自分」と思い、その足で丈の元へ向かう。

しかし一歩違いで丈はスペインに出発していた。
灯里の店に来た鍾子は灯里に記憶が無いと言う事は嘘だったと話す。

丈の姿が見えない事に灯里も鍾子も困惑する。

そこへ一之瀬がやって来て、丈の主治医としてではなく、“丈の友人”として「記憶が無いこと」へ、なぜこんなことを言ったのかの真実を2人に話した。

丈の自分への気持ちを知った鐘子は空港へ急ぐ。

何も無い自分だと思っていたのを変えてくれたのは丈だ、だから絶対に失いたくないと強く思いながら。
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鐘子は空港で出発直前の丈を見つける。

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「何してるの?」という丈に、「丈こそどこに行くの?本当は全部覚えているんでしょ?」と鍾子は

丈の腕をしっかりと握り、「もう嘘はやめよう」という鐘子に「僕は鐘子さんを幸せにすることができない、カメラマンを続ける自信も無い」と言って丈は去ろうとする。

鐘子は「そんなの関係ない!私の幸せは自分が決める」と言い返し「私は恋をするために嘘をついたけど、幸せになるためにもう嘘はつかない。私は丈とずっと一緒にいたい」と丈に告白する。

すると、丈は鐘子を抱きしめ「ごめん、僕ももう嘘はつかない。僕の幸せも鍾子さんと一緒にいることだよ。愛してるよ」と伝える。

そして、思い出の“銀河鉄道”の指輪を改めて鐘子の薬指にはめて、2人は微笑み合い再度抱き合うのだった。
最終話ここまで。


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『擬装不倫』最終話の感想



ドラマ『擬装不倫』最終話が終了しました。
まあ大体ハッピーエンドになることは予想してはいましたが、葉子の方はやっぱりと言うか、ひょっとしたらあの風太に向かっていった姿を見て賢治とよりを戻すのもアリかも?と思いましたが、そのまま思いを貫き通しましたね。

しかしまあ最後までヤキモキする感じでしたね。

最近のアンハッピーエンドで終わらせるなら、丈がそのままスペインに旅立つと言う事もありでしょうが、出発する直前の恋人を掴まえてハッピーエンドにすると言うのは恋愛ドラマの王道を地で行く展開(笑)でしたね。

しかし、自分でびっくり!

先週のお話で丈が何故記憶が無いと嘘をついたのか?の考察がものの見事に当たっていたのは驚きでした。

だがこれもドラマの中できちんと伏線を回収したストーリーの流れから来るものでしたね。

独身女性が既婚女性と偽って行う、偽装不倫という設定はとてもなさそうでユニークなのだけれど、変な方に自分を偽ったことにより恋が始まったというのはありそうでなさそうな、面白いストーリーだと思っていましたし、原作の沿っての事なのですよね。

ですがドラマ終盤へいくに従って先の展開がわりと読みやすい展開だったのかな?とは思います。
しかし、ロングランの「水戸黄門」始め、こういったある種「ベタ」なストーリーは意外と日本人の好きなものになるのではないでしょうか?

姉の葉子の方もストーリー的には賢治の怖さがあった中盤を考えると結果的にはベタな感じでしたね。

あの途中の賢治の怖さが表現されていた時は、もっとドロドロした展開になるかも?と思っていたのですが、意外と最終回はあっさりと物分かりの良い人になっていたのは途中含めて解せない感は残ったのですけどね。
葉子は賢治は自分のことを愛していない、とかお互いの条件だけを見て結婚をした、という話をしていましたけど、それは葉子の方だけがそう見ていたのではないか?と思う感じでしたね。

だってどう見ても、葉子の事を愛していなければ、プロボクサーの不倫相手にわざわざ試合を挑んだりするでしょうか?

どちらかと言えば愛情が無かったとしたら慰謝料の請求とかを考えられるくらいの展開でしょうし、そう考えても葉子の事をちゃんと愛しているようにしか見えませんでした。

自分が新しい恋をしたからこその「相手も自分の事を本当に好きではない」と思っただけに様な気がします。

そう考えると、このドラマで一番身勝手で駄目なのは葉子だったなと思うわけです。

でもドラマの言いたいことは、“自分の幸せは自分で決める”と言う事なのでしょう。

周りや時間、その他に流されがちな現代の人々に対しての「どう生きるべきか?」みたいなことを考えるドラマだったですし、姉妹でその実現さしたのは良いですが、葉子に関しては流される前にもっと自分の人生考えて生きろよ!と言いたくなってしまいますよね?

まあドラマを見ていて、恋愛関係においてだけは自分は最初から運よく間違えたことはしていなかったな、と思い返せるドラマでした。


『擬装不倫』はHuluで全話配信されます!


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今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。


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