さようならHANZOYA、またレストラン難民になっちゃった

こんにちは。


本来昨日書いた後半の方を書くべきなのですが、昨日で営業を終了したレストランに最後の食事をしてきたのでそちらの方を先に載せさせていただきます。

とても美味しい料理良心的な値付けのワインリスト

これだけのところ、また探そうったってそう無いと言えるほどだったのですけどね。

その「閉店のお知らせ」を頂いたのは、閉店の2週間前と急も急でした。

その報せを受け、急遽予定(予約)を作り、最後のディナーへと向かいました。


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新横浜の『HANZOYA』での閉店前の最後のディナー



今回閉店のお知らせを受けてディナー予約をしたのですが、今回はポワソン(魚料理)とヴィヤンド(肉料理)の両方を楽しめる、イマジネーション(6,800円)のコースにしました。
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アミューズ:アンチョビとドライトマトの入ったクロワッサン

アンチョビの塩っけとドライトマトの酸味が上手くバランス取れていて、サックサクのクロワッサンの中に閉じ込めた事で旨味が逃げなくて美味しいです。

合わせたワインはシャンパーニュ・テタンジェ・ブリュット。こちらのハウスシャンパーニュです。爽やかさを前面に押し出している強めの酸味、細かな泡の刺激、スッキリした柑橘系のテイストが良いワインですね


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アントレ(前菜):功刀鱒のコンフィ シェーブルスフレ

シェーブルの酸味を利用したスフレソースで包んだ功刀鱒(ニジマス)をレア状態でコンフィにしたもの。シェーブルの風味がしっかりと効いていて、鱒は本当に生の様な食感。美味しかったですが、惜しむらくはシェーブルを使うなら春〜初夏にかけてに食べたらもっと美味しかったかもしれませんね。

こちらはちょっと冒険して、合わせたのはシャブリ・1er・フルショームを。

意外と強い酸味のシェーブルのスフレソースとマッチしましたよ。



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ポワソン:太刀魚のムニエル

これから美味しくなるハシリの太刀魚をムニエルで。太刀魚って骨が多くて骨を取ると身が柔らかくて調理の難しい食材。それを細長く切って丸めて焼き上げると言う面白い手法。

しかし身はほっくりしていながら面の一枚のみカリッと仕上げていて、とても美味しいです。

こちらにはロワールのプイィ・フュメを合わせました。

添えた夏野菜とワインのソーヴィニヨン・ブランから来るハーブの香りとテイストがとても良くマッチしていました。


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ヴィヤンド:奥さんは熊野地鶏胸肉のロティ、腿肉の塩麹焼き

肉の旨味の濃い地鶏のロティと塩麹で焼いた腿肉は締まっているのに柔らかいという良い食感。

こちらには樽の効いた白でも良かったですが、ここはひとつポール・ガローデのポマールV.V

爽やかな酸味とやや強めのタンニン、赤い果実のテイストが上手く肉の旨味を引き出してくれました。


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私はドライエイジングビーフの鉄板焼き、赤ワインソースにしました。

ボルドー系のカベルネ主体のワインでも良かったのでしょうが、ここはちょっと冒険してカリフォルニア、ケンゾーエステートのRINDO(紫鈴)にしてみました。

深いダークレッドにカシスを主体とする黒い果実爆弾。ボタンやバラの花、華やかかつエレガントな雰囲気を出しているワインでした。

結果これが大当たり、優しくて濃い果実の甘みのある赤ワインソースがとても良く合いました。


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デザートはワゴンサービスでしたが、私も奥さんも全種類盛りでお願いしました。

ここのピスタチオのアイスが絶品だったのにもう食べられないなんて寂しいなぁ。

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最後にプチフルールとハーブティで締めです。

プチフルールはミニマカロンストロベリーマシュマロ

このハーブティも私たちのお気に入りでした。

レモングラスとレモンバーム、アップルミントを同量で淹れてるみたい。

うちも真似してレモングラスとレモンバームは庭に植えたのですが、アップルミントは無かったので今度苗を買って栽培してみようかな?

という感じで『HANZOYA』での最後の食事が終わってしまいました。

ここをお気に入りにしていたのにはもう一つ理由があって、実はこのレストラン、私たちが夫婦になってからと同じだけの年を重ねたレストランというものだったのです。

なので私たちが銀婚式だった年には、25周年記念として、オープン年の1991のシャトー・オー・ブリオンをグラス(70mlで3000円という大盤振舞い!)で出してくれるなど本当に良いワインを良心的な値付けで出してくれていたものです。

セラーにあるヴィンテージワインはどうするのか?と聞いたら、お客が希望すればリストの値段で売ります。との事で、その言葉に甘えて私も94のオー・ブリオンと01のシャーヴのエルミタージュをワインショップで買うよりも遥かに安く購入させて頂きました。

今までしっかりとワインカーヴで寝かせていた状態の良いものであることは明白なので、そう考えると良い買い物させてもらったかもしれません。

これはしばらく寝かせていつ飲むか?が難しいモノが増えてしまいました(^_^;)

長いこと私たちを美味しい料理とワインで楽しませてくれたHANZOYAさん、今までありがとう!

これからまた良いレストランを探さなければなりませんが、料理はともかく、良心的な値付けのワインまでと言うとなかなか見つからないだろうなと思います。

どなたかそんな良いレストランを知っていらっしゃいましたら是非教えてください、お願いします。






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今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。





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この記事へのコメント

  • まあこ

    はじめまして。
    わたしも半蔵屋さんが大好きでした。
    1月下旬ころ、半蔵屋さんのオーナーさんがまた5月ころにフレンチのお店オープンさせる、と言ってたのでたのしみにしていました。ですが、コロナ渦にみまわれてしまい、オープン見合わせているようです。
    いずれ、コロナが終息したら、多分、オープンになると思われますので共に楽しみに待ちましょう!
    2020年05月02日 21:39
  • los

    同じようにHANZOYAが好きな方がいらっしゃって嬉しいです。
    そうですね、今回のコロナのお陰でオープンが伸びてしまう(伸びるだけと信じましょう)みたいですが、お互い楽しみに待ちたいですね。

    >まあこさん
    >
    >はじめまして。
    >わたしも半蔵屋さんが大好きでした。
    >1月下旬ころ、半蔵屋さんのオーナーさんがまた5月ころにフレンチのお店オープンさせる、と言ってたのでたのしみにしていました。ですが、コロナ渦にみまわれてしまい、オープン見合わせているようです。
    >いずれ、コロナが終息したら、多分、オープンになると思われますので共に楽しみに待ちましょう!
    2020年05月14日 22:13

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