日本テレビ系列ドラマ『同期のサクラ』第1話のネタバレと感想

こんにちは。

なんとなく、「新しいドラマをなんか見たいな」と思ってテレビをつけたら、このドラマが始まったんです。

これも縁かな?と思い、そのまま見てしまいました。

このドラマ、マンガや小説など原作があるわけでは無い様で、『家政婦のミタ』などの脚本で有名な遊川和彦さんのオリジナル作品の様です。

なので逆に原作がない分ストーリーに色んな想像ができて良いかもしれません。

と言う事で、『同期のサクラ』の第1話の感想を書いて行きたいと思います。

『同期のサクラ』はHuluで全話配信されます!



『同期のサクラ』第1話の視聴率は?



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ドラマ 『同期のサクラ』 第1話の視聴率は8.1%と、『家政婦のミタ』、『GTO』、『過保護のカホコ』などヒットドラマを作ってきた遊川和彦さんの脚本にしては低調なスタートですね。
事前告知もあまり見ませんでしたし、そんなに注目されていなかったのかも?と思いましたね。

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ドラマ『同期のサクラ』第1話のあらすじ(ネタバレ)



以下、ドラマ以下、ドラマ『同期のサクラ』第1話ラストまでのネタバレあらすじと感想をまとめています。ネタバレしますので、ドラマ『同期のサクラ』第1話をまだ見ていないから知りたくない!という方はご注意ください。
ある日あるアパートの一室で女性が倒れているシーンから始まった。その手には一枚の古ぼけた写真が握られていながら。
百合(橋本愛)、葵(新田 真剣佑)、菊夫(竜星涼)、蓮太郎(岡山天音)は病院にかけつけ、10年前に初めて桜(高畑 充希)に花村建設で入社した時に出会った時の事を思い出していた。
桜はどんな仕事に対してもまっすぐに取り組み、本当の大人になる勇気を教えてくれたとみんなが思っていた様だった。
その4人が集まったのは病院だったのだ、その病院のベッドで人工呼吸器につながれ植物状態となっている桜。
重い脳挫傷を患い、意識は戻らないだろうと医師に言われたらしく、そう百合は言うのだった。
10年前の2009年、皆が初めて出会ったのは大手ゼネコン企業の花村建設の入社式だった。

桜は入社式というそんな大事な日にも気になった建築物の写真を撮ったりしてギリギリに最後の一人として入社式に飛び込んできた。

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社長が長い祝辞を述べ、その中で「いつでも気軽に今日の話の感想でも聞かせてくれ」と言うと、桜はその式の最中に手を挙げて本当に感想を述べ始める。
社長の言い間違いや話が長すぎる点を率直に指摘しまい式場内は凍りつくのだった。

なんとかその場は人事部長の黒川が社長の言い間違いは新入社員がきちんと話を聞いているか試したのだと言い上手く収めるが、空気の読めない奴だと社員皆に非常に強い印象を残してしまう。

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入社初日に新人研修のチーム分けが発表された。


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桜は百合、葵、菊夫、そして蓮太郎との合計5人で班を組み、そのリーダーが桜と言う事になっていた様だった。
新人研修最終日に分けられたチーム毎に「日本の未来に残したい建造物」の模型を作り、一番優秀な作品には社長賞を贈ると言うコンペを行うことになっていた。
皆の事を知るためにも明日からの打ち合わせをした方が良いと言う桜に誘導され、帰りに喫茶店で親睦会を開くことになった。
その最中も常にマイペースの桜は、散々マイペースで話したあと、皆で集合写真を撮ろうと言い、撮り終わるとさっさと帰っていってしまう。
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桜はおじいちゃんに、入社式が無事終わったこと、初めて花村建設で仲間に出会ったこと、定年までこのみんなとやっていくのかと思うとドキドキすると手紙を書き、それをFAXで送り伝えるのだった。
常にロボットのようにしゃべり、決して笑顔を見せない桜だったが、これから一緒に仕事をしていく仲間との出会いに喜びを感じていたようだった。
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この日はマナー研修を行った後、現場で足場を組む研修だった。忙しく研修が終わった後、皆がくたくたになって帰ろうとしているが、桜は空気を読まずに最終日の模型製作に向けて話し合おうと言う。
皆は渋々ではあるが、先日の喫茶店に集まる。色んな案が出る中で、桜は新潟にある自分の故郷にかける橋を作ろうと提案する。
ただ、そう案を出したものの「絵心が全くない」と百合に言われるくらい桜は、絵が下手すぎてイメージをみんなに伝えられない。そこで設計志望の蓮太郎がデッサンを書きおこすが、桜は何回も書き直させてしまう。さすがに嫌気が刺してきた蓮太郎だが、やがて“すごいです。イメージ通りです!”と初めて興奮しながら笑顔を見せる桜を見て、ホッとすると同時に皆の心が動かされ始める。

橋に着ける色を決める時もそうだった。“何かが違う。”と言って何回も色の提案をし直させなかなか納得しない桜。ゴールデンゲートブリッジの様にオレンジに黒を少し混ぜたらいい、と言う百合に“これです!イメージ通りです!”と言って、桜はキラキラした笑顔を見せる。こうして桜に振り回され、うっとうしくも思いながら何となく惹かれて行くのだった。

しかし、土地を結ぶ橋なのに橋だけではなく本土と島がないと、と言う桜に、みんなは休日も返上で桜の思い描く橋の模型とジオラマの材料を買いに行く。買い物が終わり、カフェでお茶をしていると、桜は子供の頃から島では自分1人しか生徒がいなくてこうやってカフェで仲間とお茶をするのが夢だったと言うのだった。


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夜遅くまで模型を作る5人、作業する中、桜はなぜここまで橋にこだわるのかと百合に尋ねられる。
桜の両親は島に橋がかかっていなかったから亡くなっていた。桜の母親は島の診療所では治療できない病気にかかり、本土の病院にいかせたくとも台風で定期船も欠航している中、父親が無理やり船を出して2人とも亡くなってしまったのだ。

模型がやっと完成した、と皆が喜んでいると桜はまたしても“マズい!非常にマズい!”と言い、橋の耐荷重が不十分であると発言する。百合は、「会社もそこまで求めてないと思うよ模型なんだから」と言い、葵も「(今から作り直して)間に合わなかったらどうするの?」と言うが、桜は納得しない。
「仲間で力を合わせれば間に合います」と言って作り直そうとし始める。すると、百合は桜のその手を掴んで止め、「いい加減にしてくんないかな!今までこっちがどれだけ迷惑してるか分かってる?組織に入ったら上司の理不尽な命令も聞かなきゃならなないし、クライアントのわがままなオファーに従わなきゃいけないの!あんたみたいに生きていける人なんてこの世に1人もいないの!」と桜に怒鳴りつけてしまう。

「この際だから言っとくけど私たちはあんたの事仲間なんて思ってないから。たまたま同期入社で同じ班になっただけで、私たちのこと仲間とか言わないでくれる?」と桜を睨みながら淡々と百合は話すのだった。
他の3人の男のメンバーも、桜を諭す様に諦めさせようとしていた。
桜は「わかりました」と静かに言って帰宅する。
ショックを受けていたのか、夕御飯は途中でコロッケを買ってそれだけを食べる桜。それを食べていると、ふとFAXの手紙には、おじいちゃんに“じいちゃん作ったのコロッケが食べてぇ”とを送っていた。
すると寝ている時にいつもは返ってこない返事が送られて来た。“桜が好きだ”、“お前にしか出来ないことがある”と3枚に分けて大きく書かれていた。


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翌日。模型のコンペ会場に桜の姿は無かった。審査の際、人事部長の黒川にデザインを褒められるが、「そうそう、耐荷重も考えてあるんだよね?」と尋ねられ戸惑う4人。
黒川は手で荷重をかけ、橋が壊れそうになる。すると、そこへ修正した橋の模型を持ってきた桜が登場した。

しっかりとした耐荷重の作りを見て、黒川は出来を褒めるのだった。
その後、結果が社長から発表されるが、桜たちのチームは受賞を逃す。桜は皆の前で再び挙手し、「なぜあの商業施設が社長賞なのですか?あれは社長が10年前に成功したプロジェクトにそっくりです。社長を喜ばせるためだと考えられます」と発言。黒川に「受賞できなかったからと言っていちゃもんつけるのは良くない」と言われるが、桜は自分達の作品ではなく、Aチームの保育園こそ、花村建設が未来に残すべき社長賞にふさわしい建造物だと意見を述べた。

それを聞いた黒川は、「それは君個人の意見なのかな?それとも班のリーダーとして代表しての意見なのかな?会社の意見に異を唱えると言うのは採用を取り消すことにもなるが?」と5人に尋ねる。言葉につまる4人の様子を見て、桜は「あくまで私個人の意見です」と述べる。


再び10年後の病室。4人は眠る桜を見つめながら、「あの時、桜と同じだと発言していたらどうなっていたんだろ?」と考えていた。百合は夢もやりたいことも無かった桜と見比べた時に自分が恥ずかしくてたまらなくてひどい事を言ってしまったのだと分かってしまったのだ。


再度10年前に戻り、発表会の後日、配属先の発表があったが、桜以外の4人は希望通りの配属となる。しかし桜だけ模型発表会の事が尾を引き、クビにはならなかったが人事部預りとなってしまう。

桜が落ち込んでいるのではないかと心配して声をかけると、桜は「私には夢があります。島に橋をかけることです、一生信じあえる仲間を作ることです、その仲間とたくさんの人を幸せにする建物を作ることです。その夢をあきらめることはできないので私は私にしかできないことをやります。じゃ、また明日。」と言って帰っていくのだった

第1話ここまで。


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『同期のサクラ』第1話の感想




ドラマ『同期のサクラ』第1話が終了しました。
いやあ、視聴率の低さとは思えない、良い話の様な気がしました。
確かにこんだけ空気の読めない人は、今ならアスペで済むのかもしれませんが、10年前ならあまり理解されることもない性格として見られることだったと思います。

実際に桜みたいな人がいたら、周りはいつも何かしら迷惑をかけられる存在ではあるんですけど、あれだけ信念を曲げずに真っすぐに生きていくことをしてみたいと思う人もいるのではないかと思います。
しかし普通は空気を読むか、周りの反応を見てしまうから桜みたいに貫き通す事はできず、だからこそ時として彼女の言動を腹立たしくと思ってしまうのではないかと思います。
桜のように強い希望や夢が無ければあんなに強くはなれないとは思います。ま、普通はあれだけの熱量を持つ夢を持てる事自体、羨ましく思ってしまうと言うのもあるのですが。

ちなみに橋本愛さんのコンペ前日の怒りの演技がすごかったです。
我慢に我慢を重ねた上の爆発!と言う気持ちが直前になってもこれまで作り上げたものを修正しようとする桜に対して、爆発的に怒りまくる演技に圧倒されました。
確かにあそこまでされると私もあんな風に激しく怒るかもな、と思えたのですが、それを女性という立場で、あのルックスと反するような怒鳴り姿がすごいなぁと思いましたね。
聞いたところによると、1話1年と言う流れの様なので、今後この5人がどういう風に成長して行くのか、楽しみに見たいと思います。

『同期のサクラ』はHuluで全話配信されます!


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今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。


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